|
村松 健 ピアノ・ソロ 〜永遠みたいな陽だまりで〜
日時:
2004/11/13(土) 開場14:30、開演15:00
会場:
松明堂音楽ホール
料金:
4000円(1ドリンク付き)
問い合わせ:
松明堂音楽ホール(電話:04-2992-7667)
曲目
[第1部]
- やさしい時間
- なつかしい街に帰ろう
- 風の旅人
- 小さい秋みつけた(中田喜直)
- 里の秋 (海沼 実)
- ブナの森の奥深く
- オータム・イン・ニューヨーク(スタンダード)
- 封じ込められた光と影
- 永遠みたいな陽だまりで
[第2部]
- ケンタッキーの我が家(フォスター)
- あの日、君がいったこと
- 逢えてよかった
- ファベーラの丘(アントニオ・カルロス・ジョビン)
- ダニー・ボーイ
- ブラインド・メアリー
- テネシー・ワルツ
- 片恋 〜ずっと想いつづけること〜
- Killing Me Softley With His Song <やさしく歌って>(スタンダード)
- そぼ降る夕べ
- Say It(不明)
- 見上げてごらん夜の星を(いずみたく)
[アンコール]
- 星のまたたくように
- ゆきもよい 〜一番目の雪、ずっと待ってる〜
メモ
-
チケット発売は、8月25日(水)11:00から、電話・FAX、上記ホームページで。
-
「松明堂音楽ホール友の会(年会費1200円)」の会員は、7月20(火)11:00から先行予約、同時入会可能。
-
友の会会員の方は、コンサート終了後、村松さんを囲んでの交流会があるそうです。参加費3000円(食事・飲み物付)。
交流会は、「友の会会員と一緒に参加」される方は、会員でなくてもOKとのこと。松明堂ホール近くの北海道料理のお店が会場になるようです。
コンサート・レポート
-
このホールは古楽器のライブを得意とされているそうで、マイク無しで
音の小さな楽器の音も楽しんでいただけるように・・・と、言う事から
でしょうか?地下に有る、小ぢんまりとした暖かな洞窟のような所でした。
座席は白木の4人掛けのベンチで、それに合わせた長く白いクッション
が敷かれていました。この日は4人で掛けている席も有りましたが、
3人くらいが多く、ゆったりと楽しむ事が出来ました。
置いてあるピアノはベヒシュタインだそうですが、木目が浮き出た
可愛らしい物で、このホールの大きさにはちょうど良いかも知れません。
ロングトーンが程々に響き、変な反響音は感じられませんでした。
-
この日、村松さんはあまり体調が良くないようで風邪声でしたが、マイク
無しでお話をされました。
空調が切ってあったので、それでも十分に声が届きました。
個人で運営なさっているからそのようなお気遣いを頂けたのでしょうか?
停めて欲しいなあ・・・と、思う会場が多いので嬉しかったです。
-
休憩時間を挟んで、2時間ほどの演奏でしたが、2部はいつまでも
この時間が続くような気がするほど、村松さんもお客様もこの場所に
馴染んでしまったように思いました。名残は付きませんでしたが、
アンコール曲を2曲弾いて終演となりました。
ライブ後にはサイン会が行われ、CDを買った方が並ばれました。
-
また、今回「友の会」会員はライブ後の「交流会」に参加できるという
ので、一緒に聴きに行ったメンバー4人でせっかくだから・・・と、
お邪魔させていただきました。
村松さんはサイン会がまだ終わらないようなので、先に会場に行って
見ましたところ、もっと沢山の方がいらっしゃるのだと思いきや、全部で
10席しか用意されていませんでした。(汗)
なるべく目立たない席に居ようと思ったのですがこれではバレバレです。
程なくスタッフの方がいらして、後から来る「友の会」の方はお1人だけで、
村松さん以外はスタッフですと言われてまたまたビックリ。
「交流会」と言う名の「打ち上げ」に紛れ込ませていただいたような感じでした。
-
会場となったのはホール近くの北海道料理のお店で、マスターも第1部は
ライブを聴きにいらしていたそうで、「里の秋、良かったねー」と、
おっしゃっていました。
乾杯の後「ざんぎ」「ルイベ」「ちゃんちゃん焼」など北海道らしい料理が並び、
シメは「鮭雑炊」でした。どれもとても美味しかったです。
-
村松さんとのお話も面白かったです。一緒に行った方で、大人になってから
ピアノを始めた方が「発表会」でとてもあがってしまった事をお話しし、何か
良い方法はないですか?と、質問した所、村松さんは・・・
「発表会は“非日常”だから、それに馴染めずいつもの自分の演奏が
出来ないのだから、それをいかに“日常”に近づけるか?と、いう事が
ポイント。だから、普段からピアノの前でご飯を食べたり、寝たりと、
ピアノが側に有るのが当たり前になってしまえば平気だよ。」
と、言うような事をおっしゃっていました。うーん、なるほど・・・?
また、左手が調子良い方が良い演奏が出来るとか。普段から左では
やり難いこと(蛇口をひねるとか)をあえて実行なさっているそうですよ。
ライブに参加される折にはその辺りも注意してみてはいかがでしょうか。
(情報提供:
ERIさん)
|